心の旅 blog

心だけでも旅に出れる

お金とリスクの天秤に

アーキテクト設計をしているときに、お金のことを優先して考えるのは悪いことではないと思う。
でも、コストをかけるなみたいな風潮が社内で出回ると、過度にコストを抑えた設計を最初にしてしまい、結果コストを超えるということがよくある。
ミニマムなコストを見積もっても仕方ないのだ。

ただ、面倒くさいのは目が円マークになってる技術じゃない人に説明する時。
ここで説得する力が必要になってくる。

要求とコストはいつだって天秤にかけることが大事で、要求だけ高くて、安く作れっていうのは無理がある。
それなりの要求にはそれなりのお金がかかりますよ!と説明すること。当たり前なのだが、なぜかそれが通じない人もたくさんいる。

本当に会社にとってコストをかけないといけないところはどこなのか、このシステムは、ノンダウンタイムが必須なのか、そうでないのか?このデータはとても大事なのだから守るためにコストをかけなくていいのか?
そういうところがわかった人がいないと、ただコストを下げるという目標を持った人が邪魔なだけになる。

全体をやはりうまく見れるような人を置くのは大切なことだと思う